シャープ栃木 山岳部 山行報告


【山 域】青森県 岩木山・八甲田山 岩手県 八幡平
【日 程】2001年8月10日 〜 8月13日
【形 態】縦走
【メンバ】佐野英樹 神谷春仁 内田英之
【コース】8/10 アプローチ(中尊寺サイクリング)
     8/11 岩木山登山
     8/12 酸ヶ湯温泉−−仙人岱−−小岳−−八甲田大岳−−大岳避難小屋−−上毛無岱
         −−下毛無岱−−酸ヶ湯温泉==八幡平登山
     8/13 早池峰(雨天の為中止)
【文 責】佐野英樹
【紹 介】夏合宿報告
     北東北の百名山を楽しむ。


8月10日
 中尊寺サイクリング
  東北自動車道をひた走りしている時、ふと休憩に入ったPA(中尊寺PA)に無料レンタサイクルがあった。
  無料!と聞き、やらずにはいられなかった我々は、中尊寺までの片道15分を猛スピードで自転車をこいだ。
  登山前のちょっとした観光になり、とても楽しかった。
  レンタサイクルはなかなかいい!
  全国でここだけ(しかも下りのみ)との事だが、もっと増やして欲しいものである。
  

8月11日
 岩木山登山
  前日アプローチし、弘前市街で夕食&買出しをすませ、岩木山のふもとまで直行するはずが、
  なんと、日本海まで出てしまった!山に行くつもりでふと海に出ると、なかなか感動するものだ。
  再び、岩木山に向けて走る。夜は、岩木山ふもとのドライブインでテントを張って寝た。
  当日、ふもとから登るという画期的な案も出たが、岩木山スカイラインを使うことを、
  じゃんけんで勝ち取った。
  ピークまで小1時間といったところで特に難なく登った。
  ピークでの景色はとても良く、北に昨日行った日本海(鯵ヶ沢)から、北海道まで見え、
  東には、明日行く予定の八甲田山が眺められた。
  下山後、日本海がまた見たくなり、再度、鯵ヶ沢に向かった。
  海岸沿いで食べた、いか焼きが非常にうまかった!


8月12日
7:10 酸ヶ湯温泉 出発
  前日に酸ヶ湯まで来て、酸ヶ湯キャンプ場で泊まった。
  夕食などとった後で、酸ヶ湯温泉に入りに行った。やはり情緒がありとても良かった。
  但し、このキャンプ場は曲者だった。なんとねずみにテントをかじられてしまった。
  テントに穴があくは、朝飯も荒されるは、最悪である。
  


8:30 小岳 着
  私以外2名は、ガツンとくる山行がしたいらしく、ものすごい勢いで登っていった。
  私は、ついていけず(ついていく気にもなれなかったが)ゆっくりと登った。
  八甲田清水付近は、高台の平地で景色も良く、庭園のような雰囲気がした。
  そこから小岳は、往復1時間もかからない程度で、ピークは、南北八甲田全域が展望でき、
  遠くには、昨日登った岩木山まで見えた。
  

9:40 八甲田大岳 着
  鞍部からピークまでは、コースタイム50分のところ、ガツンチームは、なんと25分で登ったそうである。
  私は、ゆっくり登って40分だった。(体力がなくちょっと遅いかな)
  ピークからの眺めは最高。青森市街や、津軽半島、下北半島がみえ、北海道まで見えた。
  ピークでは、携帯電話がつながり、電話しまくっていたおじさんがいた。
  ここで、各自持って来たオレンジを食べた。かなりうまい。大休止。
  

10:00 上毛無岱 着
  ランチは酸ヶ湯で食べることにし、下山することにした。
  途中、大岳避難小屋を通ったが、避難小屋というには、あまりにも綺麗な建物にしばらく見惚れていた。
  毛無岱に入ると、木道が続き、とても綺麗な庭園風景だった。
  しかし、我々山岳部の下りのペースはかなり速い。
  ラストを歩く私は、大半早歩きで時に走ってついて行った。
  

11:30 酸ヶ湯温泉 着
  かっとびが続き、ようやく酸ヶ湯に着いた。
  ランチは、酸ヶ湯温泉の麦とろろ飯を食べた。うまかった。
  

15:00 八幡平登山
  以外に八甲田山登山が早く戻って来れたので、ここは、一気に、東北自動車道を使って、
  八幡平登山をすることにした。
  登山というのもおこがましい程、ルートが整備されており、ハイヒールでも登山可能であった。
  ガツンチームは、画像のとおり、サンダルで登山。まったく。
  夏の八幡平は、登山したとは言いづらいものがある。冬、山スキーで来たいものである。
  

『総 評』北東北エリアはなかなか遠くて、足が遠のきがちではあるが、
     ひとつひとつの山が小さいので、一気に全エリア走破は、十分可能ではある。
     今回全エリアを予定していたものの、日程と体力面から、3山となってしまった。
     あと岩手山、早池峰山は、別の機会にとっておこう。
     



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