シャープ栃木 山岳部 山行報告


【山 域】栃木・群馬県 日光白根山
【日 程】2000年7月16日
【形 態】縦走
【メンバ】佐野英樹 神谷春仁
【コース】菅沼駐車場−−弥陀ヶ池−−白根山−−非難小屋−−五色沼−−
     弥陀ヶ池−−菅沼駐車場
【文 責】佐野英樹
【紹 介】日帰りで行く日本100名山
     アプローチも楽で、非常に快適に登れる。初心者でも充分楽しめる。


7月16日
6:00 寮 集合
  昨晩は遅くまで雨が降り続いており、いやな雰囲気であったが、
  今朝は、曇り空でとりあえずアプローチすることにする。
  まあ、朝だけ天気が悪いのは、お決まりのパターンである。
8:20 菅沼駐車場 発
  いろは坂を超える頃は、天気もよく青空がみえていた。
  これは、良い山行になると心を躍らせる。
  朝早い為、渋滞や混雑もなく、快適にアプローチする。
  駐車場に着くとすでに登山客の車がぎっしりとあり、
  これはまた、登山客の大渋滞を予感させる。

9:40 弥陀ヶ池 着
  途中一本いれながらも、ハイペースで弥陀ヶ池に到着。
  特に急勾配もなく、距離をかせぐコースで、快適に登れるはずが、
  体力の劇的な衰えで、なかなか体が言う事を聞かない。
  神谷さんは、最近体力が戻ってきたとの事で、果敢に登っていく。
  つくづく普段の体力作りが必要と感じる。
  しかし、そう思うのもその時だけになることが多いが・・・。
  小休止をとり、いよいよピークをめざす。
  相変わらず、中高年の登山客が多い。

10:40 日光白根山 着
  森林限界を超える頃から、ガレ場が続き、中高年の登山客が立ち往生している場面に出くわす。
  きちんとしたコース取りをすれば問題なく登れるコースだ。
  特に危険そうでもなかったので、マイペースで、抜き去っていく。
  「石、石〜。」と言いながら落石させている人もいた。
  まあ、私も決してマナーが良い方ではないが、もうちょっと勉強して頂きたい方々が多かった。
  神谷さんのペースは、一向に落ちない。
  ピークに着くと、景色の良さに驚かされた。
  男体山、女峰山から戦場ヶ原、中禅寺湖と、奥日光が一望できた。
  ピーク付近には、かなりの登山客でごった返していた。
  まさに、混雑のピークである。
  景色の良い所を探し、ランチにする。11:15 発。

12:00 五色沼 着
  途中、非難小屋までは、けっこうな下りが続く。
  前白根から来るルートは、ここを登ることになる。ちょっと大変そう。(^^;;
  非難小屋からは、沢沿いをゆるやかに下り、雑木林がひらけると、
  五色沼に出る。
  とても幻想的で、かなり奇麗なところだ。しばし、写真タイム。
  神谷さんのペースは、一向に落ちない。

12:25 弥陀ヶ池 着
  五色沼からは、トラバースぎみで行けると思っていた私たちは、
  かなりの登り返しに面食らう。
  この区間が、今回の山行で一番疲れた。
  やっとの思いで弥陀ヶ池に着くと、余裕の神谷さんが、
  「邪魔な登山客をぶっちぎった!」と。
  神谷さん、虫の体力、復活である。12:35 発。

13:25 菅沼駐車場 着
  下りも、ものすごい勢いでおりた。コースタイム90分のところ50分である。
  どうやら、神谷さんは、トレーニングの一環だったらしい。
  つきあった私が馬鹿だったのか、けっこうへとへとになる。
  次の山行では、ゆとりある行程を考えたい。

『総 評』森林歩きから急登詰めなど、山歩きの醍醐味が詰まっている山域で
     とても楽しませてくれる。
     ピークからの景色も良く、さすが、日本百名山である。
     コース的に初心者向きで、その為、登山客が多く、にぎやかである。



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